感染症への向き合い方
こんにちは!
緊急事態宣言も出そう(出た)なので、そもそも何が大事で何に気をつけなければならないか、お話しできればと思います。
1.発症しない体力
1番大事です。
感染しても症状が出ない人は、今流行っている感染症だけではなく どの感染症でも大量にいます。
ウイルスが体内に入って、一定数増殖してる状態を感染といい、そこから潜伏期間中に免疫との戦いに勝利した際に発症します。
変なサプリメントを取るとか、この食品を取るとか、そういうことではなく、きちんと食べてしっかり睡眠をとることです。
食欲がなかったり寝られないという方は、鍼灸の治療だったりマッサージを受けたり、お風呂にゆっくり使ったりして眠りやすくするのもいいと思います。
とにかく体力です。
つけるよりも、落とさない。しっかり回復させる。
外出を控えている方は運動量が落ちて体力も落ちていると思いますので、変に夜更かししたりはやめましょう。
余談ですが、「免疫力」という言葉は不適切です。
免疫ってシステムのことなので、力があるないではないので…
低下はします。暴走もします。自己免疫疾患、なんてのもあります。
免疫に対して使う言葉は「適切に機能しているかどうか」が正しいでしょうかね。
2.手洗い、うがい
特に手洗いはしっかり行いましょう。
アルコールでも構いませんが、しっかり洗うのが望ましいです。
ちなみに次亜塩素酸は効果が定かではないのでおすすめはしません。
アルコールの方が確実です。
3.マスク
不織布マスクを使いましょう。布はウイルス貫通しまくりです。
むしろ不織布でも100%は防げません。ここでのマスクの役割は飛沫飛散防止です。
4.人が集まるところ
飛沫が至近距離で飛び交っているかどうか、ということです。
実際、満員電車から感染爆発しているという資料はありませんでした。
飛沫が飛んでないからです。
また、濃厚接触の定義として、
「1メートル以内で15分以上飛沫を飛ばしあう」
ていうことなので、電車でそこまではないかと。
5.換気
よっぽど換気の悪い状態じゃなければ、常に開けてる必要はないと思います。
開けてて寒くて風邪なんて引いたら本末転倒です。
当院も定期的に、また人が多くなってきたら開ける、という感じです。
6.最後に
各々が自分の身をしっかり守ること、
まずはこれを徹底しましょう。