サニタ鍼灸整骨院三田店のブログ

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今月のツボ〜12月編〜

どうもこんにちは🙂

今回は、前回の「ツボ話」の続きです!

まだの方はこちらからどうぞ〜↓

sanita-mita.hatenadiary.jp

前回はツボとは何かというのをざっくりですがさせていただきました。

今回はツボの取り方、押し方についてです。

 

強く押せば良いってもんじゃない

はい、見出しの通りです(笑)

ツボ押しと聞くとグリグリ押されて痛いというイメージが強いと思いますが、必ずしも強くないといけないわけではないです。

 

ツボは全身に360穴(ツボは穴(けつ)と数えます)以上あるので、どこか触ればだいたいそこには何かのツボがあります。

例えば足の小指には逆子のツボがありますが、タンスの角に小指をぶつけたからといって逆子が治った!とか聞かないですよね。

他にも手の甲には万能ツボと言われているツボがありますが、ここも一緒で何か当たったりしたところで「なんかめっちゃ調子良いわ〜」とはならないですよね(笑)

 

残念なことに、闇雲に押したからといって効果はあまりないんです🥺

ツボ押しは適切な角度、強さで刺激することが大事なんです。

強さは基本的に痛気持ちいいくらいが良いとされていますが、問題は角度。

ツボによって押し方、角度が微妙に違うんですよ。

なのでここでは月ごとに1穴づつ押し方や効能を詳しく解説していきます!

 

 

12月のツボ「照海」

早速いきましょう!今月のツボは「照海」(しょうかい) です。

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 「照らす海」と書いて照海です。

同じ読み方で「少海」「小海」というツボもあるので注意です。

ややこしいですよね(笑)

他にも同じ読み方のツボはいくつかありますがそこはまた追々…

 

場所

場所は内くるぶしのちょっと下の、窪んでてクリっとしてるところです。

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だいたいこの辺ですね。むくんでるのは気にしないでください(笑)

あ、でもツボは人によって(同じ人でも体調によって)若干位置が変わるので、写真通りに取ろうとしなくても大丈夫です。

押し方は皮膚に対して垂直に押してください。痛気持ちいいと感じたらちゃんと刺激できています!

なんかよくわからんな…という方はすこーし場所をずらしてみるか、押す角度をちょっとだけくるぶしの方向にしてみてください。写真の矢印の方向です。

 

効能

照海はリラックスと興奮のバランスをとっている自律神経を整える作用があります。

最近疲れてるんだよな〜とか、お腹の消化が悪いんだよな〜って方にオススメです。

ストレスに反応する副腎という臓器とも関係しているため、ストレスやイライラにも使えます!

また海という漢字がついたツボは、ツボの中でもよりエネルギーが集まるところなので疲労回復にも良いとされています。

 

 

押したらすぐ治るのか

今この記事を読みながら実際に照海を押している方は結構いると思いますが、「お、確かに疲れが取れてきたぞ!」って方は少ないと思います。(もしかしたらいないんじゃないか…)

それもそのはず、ツボ押しは即効性があるものとそうでないものがあります。

照海は後者です。

正確には効能によるんですが、自律神経もストレスも疲労もある日突然おかしくなるのではなく、長い時間をかけて蓄積された結果になるものですよね。

ならツボ押しも一緒です。定期的に行うことで効果が出てくるものです。

もっと言うと疲労(症状)を感じる前、感じ始めた時から行うのがベストです!

「喉乾いてから井戸掘るな」なんて言葉がありますが、ツボを含めた東洋医学は未病治という「病気になる前から養生すること」にとても力を発揮します!

ここまで長い文を読んでくださった方は、ぜひ今日からお風呂やリラックスタイムにツボ押しをプラスしてみて下さいね

 

それではまた👋